おしゃれなのにローコスト?キューブ型の家の特徴とは?
最近は住宅街で四角い家を見掛けることが多くなりました。
デザイン性だけで見ると「デザイン費用が高そうだな…」「四角い家って使い勝手はどうなんだろう…」と思う方は多いはずです。
デザインしだいで可愛くも格好よくもなれる、キューブ型の家の魅力についてご紹介していきます。
四角い家の魅力
箱型住宅、軒ゼロ住宅、キューブハウス、などと呼ばれる四角い家にはメリットが沢山あります。
ローコストで建てられる
複雑な形状の家と比べると施工は簡単。工期も短くなるので人件費も抑えられます。
外壁の面積を最小化できるので材料費や工事費も抑えることができます。
居住スペースを広く取れる
建物に凹凸が少ないのでデッドスペースが生じにくいです。
そのため、空間を最大限に活用でき、予算に余裕があれば屋上にテラスを作る事もできます。
優れた耐震性と気密性
安定した構造から耐震性に優れた家を建てやすいです。
シンプルな構造で柱や梁の繋ぎ目が少ないので気密性も高まります。窓などの開口部を最小限に抑えることでより気密性を高めることが可能なのです。
注意が必要な点
メリットばかりではなく、やはりデメリットも存在します。
対策をしっかりと行うことで問題点は解決され、住みやすい家になりますよ。
雨や日射熱を受けやすい
軒がほとんどない四角い家は雨風を直接受けたり直射日光が室内に入り込みやすくなります。
特に2階は屋根に当たる雨音が室内に響いたり直射日光で温められた熱が室内にこもってしまいます。日中の熱が夜まで残ってしまい帰宅後エアコンをつけてもなかなか冷えない…なんてことも。
なんらかの対策をしないと暮らしにくくなってしまいます。
外壁や屋根が老朽化しやすい
上記で述べた通り、外からの影響をもろに受けてしまうのでどうしても外壁や屋根が劣化しやすくなります。平らな屋根は雨水が流れにくく屋上の防水対策を十分にしないと雨漏りする可能性も…。
素材にこだわる
老朽化を最小限に抑えるには建材の素材にこだわりましょう。
オススメはガルバリウム鋼板や塗装ステンレスなどの金属系サイディングです。
サビに強く耐久性や耐熱性が高いのが特徴です。
金属系サイディングはスタイリッシュで目を惹くデザインです。
四角い家はシンプルな形なのでデザインをひと工夫すると個性的でおしゃれに仕上がります。
まとめ
四角い家はおしゃれな上にローコストで建てられるコストパフォーマンスが高い家です。
耐震性や気密性にも優れ、室内のスペースを有効に活用できます。
外壁のデザインしだいで色々なテイストの家になるので自分好みの家を目指しましょう。