平屋だけど２階建て？平屋建てを諦めていた方必見！両方のいいとこ取りな住宅のスタイル

日本の一戸建てといえば多くが2階建ての家ですが、最近は平屋建ての人気も高まっています。
平屋の魅力は何といっても暮らしやすさです。
生活空間がワンフロアにまとまっているので家の中の移動がとても楽です。

(平屋をおしゃれに建てるコツはこちらをご覧ください)

そんな平屋ですが、2階が存在する平屋があることをご存じでしょうか。
「1.5階建て」「平屋風2階建て」「平屋＋αの家」などと呼ばれることもあります。
今回は平屋と2階建ての良い所を詰め込んだ住宅のご紹介をしていきます。

こんな方にオススメです！

・平屋にしたいけれど、十分な敷地面積がない

・平屋の外観が好き…二階建てだけど平屋に見えるようにしたい

・家族とのコミュニケーションを取りやすくしたいけれど、プライベート空間もほしい

・子供部屋を将来有効活用したい

今は階段の昇り降りも楽々できますが、老後は足腰が弱まり2階へ行くのが困難になる場合も…
使用頻度の低い物や思い出の品をしまっておく物置として利用するなど
1階のみで生活が完結する間取りにしておくと将来的にも住みやすい家になります。

子どものプライバシーを考えて2階に子ども部屋を作るパターンもあります。
特に定期テストや受験に向けて勉強に集中したいと考える年頃もあるので
独立した子ども部屋があるとストレスなく勉強に集中できるでしょう。

在宅ワークをしている方はメリハリをつけるために
2階を仕事場とする使い方もあります。
また、趣味を充実させている方は2階にコレクション品を収納したり
作業をする場所として使うなど、自分だけの空間を作ることもできます。

家族や親戚、来客が多い家庭では2階にゲストルームを作るのもオススメです。
来客のプライバシーを守りつつ宿泊してもらうことができます。

平屋に住みたい理由の一つに、「平屋の外観が好きだから」という方もいますよね。
2階建てでも平屋に見える外観にすることは可能です。
３つのポイントを抑えると素敵な外観に仕上がります。

⒈屋根を大きくする
⒉軒を長くする
⒊窓の高さを揃える

屋根は大きな片流れ屋根にし、屋根の面を正面から見えるようにします。
そうすると2階部分は屋根でカバーされて平屋のような外観になります。
軒を長くし窓の高さを揃えることでスタイリッシュな外観になりますよ。

平屋に見える2階建ての間取りは、1階にLDK・水回り・主寝室を設け
2階に子ども部屋や仕事部屋などを設けましょう。
この間取りにするとで子どもが自立した後も1階で生活が完結するので
子ども部屋を無駄にすることなく有効に使うことができます。

平屋に見える2階建てはライフスタイルの変化に柔軟に対応できるところが魅力的ですね。
ゆったりとした平屋づくりに憧れるけれど広い敷地は用できない…
と諦めていた方はぜひ参考にしてみてください。