外構費用を安く抑えるポイントを紹介します。
外構費用ってどれくらい掛かるのかわからない…。
そう思いながらも出来るだけ外構費用を安くしたいと考えている方は多いと思います。
そのように考えている方に外構費用を安く出来る内容をお伝えしたいと思います。
外構費用のおおよその価格は?
外構費用は、建物の費用の10分の1と言われています。建物が2500万円だとしたら外構費用は250万円になるという事です。
しかし、この費用はざっくりとした外構費用なので当てはまらない場合が多いです。
外構費用を安くするポイントは?
注文住宅を建てる際に最終工程となるのが外構工事ですが、後回しになりがちなのも外構工事です。
予算の都合から外構工事の計画が後回しになりがちなのは、様々なお客様の話を聞いてきた中で決して少なくありません。
外構費用を安くするには、建物と外構工事を一括で行うのが費用を安くする大きなポイントです。後回しになる場合でも、あらかじめ駐車場・アプローチ・庭等の計画をたてておきつつ、住まいの間取りを決めていくのが二つ目のポイントになります。
外構費用が安くなる理由
もしこれから注文住宅を検討される方は、建物と外構をまとめて工事することをおススメします。
これまでの経験ですと建物を先に建ててから、数カ月後~数年後に外構を行う方が多くなっています。その場合だと費用が高くなる可能性があります。
なぜなら、建築会社の手間が増えるからです。現地調査や建物との取り合い、打合せやデザイン検討など、当然ですが時間が必要になります。
こういった部分があるため、後から外構工事を行うと費用が高くなってしまうのです。
逆に、建物と外構をまとめて行えば費用を安くできるようになる、というわけです。
外構工事の主な内容
外構工事と言っても専門用語なので、聞いたことがない方に向けて簡単に説明すると「塀や門扉、駐車場等を設置する工事」のことを指します。
そして、外構工事の主な工事内容は下記のとおりになります。
①敷地入口 | 門柱、門扉、門灯、表札等(ポスト含む) |
②敷地周囲 | 塀、フェンス、生垣 |
③玄関アプローチ | 敷石、タイル貼等 |
④駐車場 | コンクリート、タイル貼等 |
⑤庭 | 植栽等 |
現代は車社会です。一家で数台の車を所有していることも多く、さらに来客時の駐車スペースも考えておく必要があると思います。
駐車場の位置、スペースが決まると、次に門扉、アプローチの位置を考慮し、玄関の位置が決まってきます。それから間取りを決めていくのが一番ベターな順番です。
さらに、建物のデザインはもちろん重要ではありますが、合わせて外構のイメージも考えておいた方が良いと思います。
外構費用は種類で変わる
外構費用については、オープン外構とクローズ外構とセミクローズ外構があり、どの外構を選択するかで費用が変わります。
オープン外構
オープン外構とは、塀を設けない外構です。敷地境界や隣家との境に門扉やフェンスを設けないため、視覚的に広く見えるように仕上がるのがオープン外構になります。平均的な費用としては、約100~150万円。
クローズ外構
クローズ外構は、建物の周囲に塀やフェンスを設ける外構です。プライバシーの確保や防犯の役割が高く、とても重厚感のある仕上がりになるのがクローズ外構になります。平均的な費用としては、約200~300万円。
セミクローズ外構
オープン外構とクローズ外構のメリットを合わせた外構です。視覚的な広さとプライバシーの確保と防犯を兼ね備えた外構になります。平均的な費用としては、約150~300万円となっています。
外構費用はあくまで目安
上記の金額はあくまで目安です。これは、ネット内にある情報の大半に言えることです。使用する材料や土地の面積によって価格は変動しますし、施工項目が増えれば金額も高くなります。
確実なのは、しっかりと見積りをとること。当社は見積り無料なので外構費用や内容を含め詳しく知りたいときは、こちらからお気軽にご相談ください。
外観のオシャレは外構で決まる
建物の外観をオシャレにしたい場合は、外構が必須となります。
建物にお金を掛ける方は多いですが、それは中身を充実するさせるためだと思います。たしかに生活のメインは室内なのでとても大事です。
でも、建物の中身を充実されてばかりだと外からの見た目は殺風景なものになります。実際に外構を行った住宅と外構を行っていない住宅では見た目に大きな差が出ます。
注文住宅では、トータルデザインが見た目を左右します。よりオシャレな住まいを目指すなら、室内と共に外構も合わせて行うことで、さらにオシャレな注文住宅が出来上がります。
デザインについて詳しく知りたい方は、流行りのホームデザインについてをご覧ください。
まとめ
今回は外構工事の内容と予算についてご紹介しました。
コロナ禍で人同士が密になりやすい公共交通機関の使用を避け、個人で移動できる手段として車の需要が高まっています。
また需要が高まっているのは、注文住宅も同様です。マンションやアパートに住んでいる方が環境を変えるために、一戸建てに切り替えるケースもとても増えています。
後回しになりがちな外構工事ですが、建物と一括で工事を行うことで個別で行うよりも経費が掛からず安くできる場合もあります。
建物と外構を一緒に考えることでトータル的なデザインの統一も可能になるので、注文住宅を建てる際は今回の内容を参考にしてみてください。