驚愕するほどラクになる!家事のしやすい家づくりを解説します。
お家を建てるときに沢山のことを考えると思います。
性能が良い・カッコ良いデザイン・手頃な価格など、
全て満足させたいと考えている方は多いように感じます。
確かにどれも全て大事です。
しかし、忘れていけないのは、
家事のしやすさだと思っています。
何故なら、家事はとても大変だからです。
私も家庭があり子供が二人いますが、妻の体調が優れないときや
妻の帰りが遅いときなどに代わって家事を行いますが本当に大変です。
そんなときに、妻の大変さが身にしみます。
家族がいても独身だとしても量の違いはありますが、
行う内容に違いはありません。
なので、家事の負担を少しでも減らすために、
既存住宅に住まわれている方はリフォームをする際に
住宅の新築を考えている方は、これからの参考になれるよう
家事のしやすい家づくりについてお伝えしたいと思います。
家事のしやすい間取り
家事のしやすい家づくりには、間取りをしっかり考える必要があります。
では、どのような間取りなら家事がやしやすくなるのかというと、
回遊性が良い間取りに設計する必要があると考えています。
以前に、回遊性についてお伝えした記事があるので、
下のリンクにアクセスして読んでみてください。
要約すると、
行き止まりや狭い通路など動きの障害になる要素をなくして、
自由に動き回れるような環境にしましょう、ということになります。
専用の収納室
家事のしやすい家づくりについて、次は収納室になります。
片付けの方法にも波及してくる話ではありますが、
基本的には専用の収納スペースを設けることをおススメしています。
理由は、専用の収納スペースがあることで、
片付ける場所が明確になり、あちこちに物が散らばる状態を防げるようになるからです。
例えば、パントリーは飲料・保存食・計器類などを仕舞う場所だと明確にわかる為、
買い物後や調理後に片付ける習慣が身に付きます。
その他にも衣類用クローゼットやシューズクロークなど専用の収納室があると
もっと片付けがしやすくなります。
トータル的に時間が掛からなくなるので、
さらに家事のしやすい家が出来上がるようになります。
縦(高さ)のスペースを有効活用
収納場所は、腰の高さより下に集中する傾向があります。
ふと周りを見渡すと思い当たる場所が数か所目に入ってくると思います。
しかし、逆に腰より高い位置の収納場所となると、
それほど多くないのも同時に確認できると思います。
ということは、縦(高さ)のスペースをまだまだ有効活用
できる可能性があります。
棚を設ける
縦のスペースを有効活用したときにおススメしたいのが壁付けの棚です。
収納BOXやラックでも大丈夫ですが、
サイズやデザインで悩んだり、
高さがあるラックは地震の揺れで倒れてくる心配があります。
しかし、壁付けの棚は、
場所やサイズ、カラーや取り付ける数も任意で決められるため、
家事のしやすさに合わせ自分好みにセレクトできます。
逆に注意点としては、
高すぎる位置に設置したり、重いものを置かないことが挙げられます。
高すぎる位置に棚があると、
脚立を使って物の出し入れをしなければならなくなりますし、
脚立を用意する手間も発生してしまいます。
重い物については、地震の時に頭に落ちて
大けがをする可能性があるため極力避けた方が良いでしょう。
まとめ
今回は、家事がしやすい家づくりについて紹介しました。
デザインや性能も大事ですが、末永く快適に過ごしていくために
家事のしやすさも大事になります。
夫婦円満の要因にも一役かってくれると思いますので、
是非参考にして頂ければと思います。