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知らないうちにボロボロに?お家の寿命に関わる窓やサッシの重要性

お家の性能を考える上で、意外と知られていないのが窓や窓枠の重要性です。

なぜ、窓や窓枠(以降、サッシ)が重要なのかというと、
快適な空間づくりと同時にお家の寿命を長くする役割を担っているからです。

今回は、そんな重要な役割を担っている窓とサッシについて、少し深く掘り下げて
ご紹介して行きたいと思います。

窓とサッシの重要性

室外と室内を遮り、外気を内側に入り込まないようにしている役割と同時に、
太陽光を取り入れ室内に明るさと暖かさを取り込む役目も同時に果たしています。

ですが、寒い時期に限ってみると、日中は太陽光と温度を取り込みますが、
逆に夜になると冷気を取り込むことにもなります。

寒い時期は室内を温めるためにエアコンやヒーターを使用しますが、
そうすると新たに結露が発生する問題が出てきてしまいます。

これは、夏でも同じことが言えます。

お家の寿命を長持ちさせる上で結露は大敵になります。
なぜなら木造の住宅は、その大部分が木で構成されており、
木は、水分を含みやすく乾燥させるには、ある程度の時間を必要とします。

しかし、結露で発生した水分を含み続け、
乾燥しない状態が続くとカビが発生し、木材の腐食が始まってしまいます。

こういった状態が放置され続けると年数と共に腐食がいたる所に広がり、
カビだけでなく害虫(シロアリなど)に木材が蝕まれるようになり、
お家の寿命を縮める結果となります。

その為、窓やサッシを選ぶ上で、結露を発生させにくいモノを選ぶ必要があります。

結露が発生する要因として、急激な温度変化による原因が大きく、
熱の影響を受けやすい材料で出来ているものは、気温の影響を受けやすいために温度変化も大きくなります。

こういった部分のことを熱橋(ねっきょう)と言い、
その部分には集中して結露が発生するようになります。

この現象は、窓とサッシの両方に同じことが言えるため、
熱の影響を受けにくい仕様のモノを使って、しっかり結露対策をする必要があると思います。

窓とサッシの重要性 まとめ

現在は窓やサッシの結露を防止するために最適なモノを選んで使っている
工務店やハウスメーカーは多いと言われていますが、
実際のところは私達もわからないのが実情です。

お家の性能を考える上で、窓やサッシはとても重要になります。

今回お伝えした内容以外にも、断熱性能や熱貫流率など違う性能基準があり、
特徴が違った商品もメーカーごとに様々あります。

お家を建てる際は、担当の方にどのような窓やサッシを使うのかを確認し、
曖昧なままにしないことが一番間違いない方法だと思います。

 

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