かっこいいガルバリウムの家【コスパ最高】
近年、ガルバリウム鋼板というサビに強い金属素材を
家の屋根や外壁として使用する事例が多くなっています。
その独特な素材感と雰囲気から建築家が好んで使うことが増えており
多くの現場で採用されています。
ガルバリウム鋼板とは
1972年にアメリカのベスレヘム・スチール社が開発した金属素材。
アルミニウム、亜鉛、シリコンでめっきしたもので
日本ではガルバと略称されることもあります。
ちなみに金属鋼板を亜鉛でめっきしたものは「トタン」です。
ガルバリウム鋼板の4つの魅力
1、耐用年数が長い
それでは屋根材の場合のおおよその耐用年数を比較してみましょう。
耐用年数 | メンテナンス周期 | |
ガルバリウム鋼板 | 30~40年 | 15年 |
スレート | 30年 | 5年 |
トタン | 20~30年 | 10年 |
和瓦 | 30~40年 | 15年 |
セメント瓦 | 30年 | 10年 |
(※お住まいの地域環境によって多少の差が生じます)
ガルバリウム鋼板はメンテナンスを正しく行えば40年以上の耐久性の維持も期待できます。
そしてメンテナンス周期も長いのでコスパの良い屋根材と言えるでしょう。
2、サビにくい
金属素材のデメリットと言えばサビです。
ガルバリウム鋼板の建材は金属素材でありながら
サビが発生しにくいという特徴があります。
3、耐震性が高い
軽量のため耐震性に優れています。
住宅に対して余分な負担がかかりにくいので
屋根の重ねぶきや外壁の重ね張りなどのリフォーム時にもよく使用されます。
4、デザイン性が高い
独特の素材感や雰囲気の外観を演出できるのも魅力の1つです。
同じガルバリウム鋼板の建材でも
製品の色や形状で印象が大きく変わります。
若い世代を中心に、金属ならではのスタイリッシュなデザインを好む方が増えています。
ガルバリウム鋼板が生み出すモダンなテイストは
都会の町並みにもマッチするだけではなく自然の多い風景でも映えます。
当てはまる方はぜひガルバリウムを
・デザインが気に入っている方
先程も述べましたが、ガルバリウム鋼板にしか出せない雰囲気があります。
家全体のバランスや周囲の風景との馴染みを考えた結果
ガルバリウム鋼板の屋根や外壁がベストなら迷わずガルバリウム鋼板のを選びましょう。
・コストパフォーマンスを重視したい方
メンテナンスは必要ですが、
長い耐久性が期待できてサビにも強いです。
ガルバリウム鋼板よりもコストが安い建材はたくさんありますが
長期的なスパンで考えると
圧倒的に費用対効果に優れた建材であるといえます。
・耐震性や耐風性を優先させたい方
他の屋根材や外壁材に比べて軽量なので
地震での揺れが少なくて済みます。
特に屋根が重いと建物の揺れはより大きくなるので
屋根材が軽量であることは耐震性においてとても有利です。
ガルバリウム鋼板の商品の中には
耐風性に優れた商品や施工方法が実現できる商品があります。
海岸地域や周りに建物がない地域は
優れた耐風性を持つ屋根を意識して選ぶと良いでしょう。
まとめ
ガルバリウム鋼板は耐久年数が長く、金属素材でありながらサビに強いです。
軽量のため耐震性が高く、その上デザイン性も高いのでとても魅力的な建材といえます。
将来中古住宅として販売するとしても買い手を選ばず
資産価値を保つことに一役買ってくれるはずです。
ぜひ、ガルバリウム鋼板のかっこいい家を検討してみてください。